2021年9月18日 BizCafeよっかいち

2021年10月07日

■テーマ

「若者、よそ者、バカ者」のすべて。

　　～コーディネータを目指す者のこれまでを、せきららにお話しします～

開催日 2021年9月18日（土） 10:00～12:30

■講師

株式会社Dream3.0

代表取締役　おうやま昇（おうやま・のぼる）氏

■講師プロフィール

高専2年生の時にバックパッカーでヨーロッパを一周し、「行動」と「自己実現」の重要性を感じる。帰国後は、NPOや地域活動に積極的に取り組み、地元三重県を盛り上げたいという気持ちが生まれる。

高専卒業後は、一度は地元のIT会社に就職するが、都市と地方の「機会格差」をなんとかしたいという想いが強くなり、地域で起業するという道を選ぶ。イベントの運営企画からはじまり、多岐にわたる職種に手を広げるが、コーディネートという役割に感銘をうける。現在は、地域企業向けに、都市部の副業兼業人材の活用提案(ふるさと兼業)をメインとして活動中。また、みえのWEB就職座談会の運営(三重県雇用経済部)、マナビバミエ若き起業家育成事業(三重県教育委員会)のコーディネートなど、行政の事業も手がけています。好きな言葉は「人、本、旅」。モットーは「つながりを創る」。

強みは「しつこさ」！という黄山氏。

現在23歳の若き起業家。起業時なにも持ち合わせていない状態から、粘り強さと若い発信力・フットワークを武器に動き続けたことで今の居場所にたどり着いた経緯や、携わっていらっしゃる事業についてまで幅広くお話いただきました。

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おうやま昇様は、テーマやプロフィールにもあると通り「若者」であり「起業家」。

どういった思いから起業し、何を考え、何を目標にしているかなどや、赤裸々なお話（ここでは書けない！）などを伺いました。

テーマをひも解くと…、

「若者」：1998年生まれの23歳。世間的に見ればまだまだ若い！でも、世界の年齢別人口グラフを見てみると自分より年下は40%もいる。

　　　　　もっと若くて活躍している人はたくさんいて、その方たちの刺激を受け活力になっているとのこと。

「よそ者」：「黄山」三重県では珍しい苗字。三重県にはほとんど親戚がいない。

「バカ者」：小学生の頃から人と違うことがしたいとのことから、国立の中学を受験。

　　　　　 高校は全体の１％と言われている高専へ進学。

　　　　　  大手企業など求人はあったものの、「大手企業は嫌だ！」と中小企業に就職するも、理想と現実のギャップに悩み、半年で退職。

「若者・よそ者・バカ者」は何かが始まるきっかけの一つになることはあっても、それだけでは地域を変えることはできないとお考えのおうやま様。

人生の目標として掲げる「頑張る人が報われる社会を作りたい！」との強い思いから起業。

おうやま様の考える「頑張る人」とは？

・自らの意志で行動出来る人

・共感/賛同/協力を得られる人

「報われる」とは？

・「幸せ」を感じること。

・「幸せ」の対極にあるのは「孤独」

人は“つながり”が多いほど“幸せ”を感じやすいと考え、その実現に向けて自身が今できる事として「都市」＝「若者」と「地域」を意識し行っている事業について、具体的にお話しいただきました。

他には、こだわりポイントも！例えば…。

・心の動くポイント

・人間観察･相手の価値観を探る

・自分から「忙しい」とは言わない　

・諦めが悪い､ねばねばしつこく交渉　　　などなど。

お話を伺う中で、「頑張る人が報われる社会を作りたい！」という目標に向け試行錯誤しながらいろんな事にチャレンジし、ご自身の“つながり”を大切に行動し続けていらっしゃる、穏やかな語り口ながらも熱い熱いお人柄が伝わる講演でした。

交流会はZoom機能のブレイクアウトルームを使用し、2グループに分かれ交流会を行いました。

今回はより幅広い年齢層・職業の方々にご参加いただいた事から、年代や環境により異なる「頑張る」事の定義について盛り上がる場面や、おうやま様の「忙しいと言わない」というこだわりの中で如何にして様々なことのクオリティを下げないか？など沢山の質問が飛び交う充実した交流会でした。

そして、「若者」と一言でくくることは違うのでしょうけれど…参加いただいた若い方々の意識や考え、その表現力や、場慣れ感については頼もしさを感じる場面も！

BizCafeは “ノウハウ”もありますが、起業の先輩などからの実際の経験談を通じて、同じ起業を目指す方や、いろいろな業種の方、起業を支援する方などの交流の場となることを大事にしています。

いろいろな背景や業種を持つ参加者の中から、もっと詳しく聞いてみたい方、信頼できる相談相手などが見つかるかも。そんな交流がオンラインでもできるよう工夫をしていきます。

次回もお楽しみに。